菊田大使のANZACデー追悼式典への参列

令和7年4月25日
2025年4月25日朝、菊田豊大使は、豪州高等弁務官主催のANZACデー追悼式典に参列しました。
 
式典におけるスピーチで、菊田大使は、先の大戦におけるブルネイ及びその周辺での旧日本軍と連合軍との激戦について述べつつ、戦時中にボルネオ島の戦場及びジャングルで命を落としたすべての人々に哀悼の意を表しました。また、80年前に対立関係にあった日・豪両国は、その後、インド太平洋地域の平和と繁栄のために最大限の努力を重ね、今や同じ目標を目指す揺るぎない信頼できるパートナーとなり、日本は、これからも平和を愛する国として、歴史の教訓を心に深く刻み、世界の平和と繁栄のために力を尽くしていくと述べました。
 
その後、菊田大使は、ブルネイ・豪記念碑に献花をしました。
 
○菊田大使スピーチ全文:英文日本語仮訳
 
※ANZACデーは、1915年4月25日に、オスマン帝国軍と戦ったANZAC軍(豪州とニュージーランドの合同軍)が、ガリポリに上陸した史実を起源としていますが、現在は、豪州とニュージーランドの国民が、両国が関与してきたすべての紛争で従軍した人々を称える日となっています。