教育事情
平成29年8月18日
準全日制補習授業校
ブルネイの補習授業校は,邦人児童生徒数の減少によって平成16年度以降文部科学省の教員派遣が取り止めとなり、平成16年3月末で閉校となりました。
国立学校・私立学校
- 当国の教育制度は就学前教育(1年)、初等教育(6年)、中等教育(4~5年)、大学予備課程(2年)、高等教育に分かれています。国立学校と私立学校がありますが,第8学年(中等教育第2学年)までは共通カリキュラムを勉強します。
- 初等教育段階から中等教育段階に進級する際は、PSRという卒業認定試験(数学、マレー語、英語、理科、社会)を受験し、その結果によって進学する中等学校が決まります。また、中等教育段階修了時はケンブリッジ国際試験のOレベルを受験し、それぞれ進学若しくは就職します。
- 教育省のバイリンガル教育政策により就学前教育の段階よりマレー語と英語が必須となっており、当地の学校に在籍している外国人子弟はあまり見受けられません。なお、私立の学校は人気が高く競争が激しいこともあり、入学まで待たされることがあります。

インターナショナル・スクール(幼稚部、小学部、中学部、高等部)
英語による教育が,実施されています。事前に入学を申請し、許可を得ることが必要で,低学年については特に入校希望者が多く、入校を許可されるまで相当期間待たされる場合があります(新学年の開始は8月下旬)。
また、相当程度の英語能力が求められるため,入校時には面談(接)が実施されます。その結果授業についていくことが困難と判断されると、最初に English Course に入学し、ある程度英語力をつけてから普通のクラスに編入されます。