手仕事のかたち-伝統と手わざ-
平成29年3月24日
4月3日~30日までマレー技術博物館で「手仕事のかたち-伝統と手わざ-」展を開催いたします。
私たちの身の回りには、日々の暮らしの中で育まれてきた様々な実用の工芸品があります。陶芸、染織、金工、漆工、木竹工、紙など、各々の素材を生かし、それにふさわしい技術(手わざ)を工夫することで、使いやすさとともに、美を兼ね備えた品々が生み出されてきました。
明治時代に日本も産業の近代化を迎え、それまで手仕事によって作られていた工芸品(手工業品)は、その多くが機械の導入による大量生産を目指す工業製品にとって替わられることになります。しかし、日本では、明治以降の機械工業化の一方で、日本各地の工房等を単位とした手作りによる工芸品の中少量生産が存続し、優れた職人が育つ一方、そうした工房職人の中からも個性的な工芸作家が生まれています。
日本の各地域の風土に根差した伝統的な素材や技術は、職人の熟練した手わざによる実用的な工芸品と、工芸作家の創造性豊かな作品の両方に生かされ、職人と作家が相互に影響を与えあい、産業・芸術両面において日本の工芸全体の層の厚さ、質の高さを育んでいます。
この展覧会では、そのような日本各地の伝統的な技術と素材による「手仕事のかたち」を、国が伝産法で指定する「伝統的工芸品」の代表的なものを中心に、工芸作家の作品を交えて紹介します。
期間:2017年4月3日(月曜)~4月30日(日曜)
場所:マレー技術博物館
(Spg. 482, Jalan Sultan Sharif Ali Kota Batu, Bandar Seri Begawan BD1510 Brunei Darussalam)
開催時間:9時~17時(日曜から木曜、土曜)
9時~11:30、14:30~17時(金曜)

私たちの身の回りには、日々の暮らしの中で育まれてきた様々な実用の工芸品があります。陶芸、染織、金工、漆工、木竹工、紙など、各々の素材を生かし、それにふさわしい技術(手わざ)を工夫することで、使いやすさとともに、美を兼ね備えた品々が生み出されてきました。
明治時代に日本も産業の近代化を迎え、それまで手仕事によって作られていた工芸品(手工業品)は、その多くが機械の導入による大量生産を目指す工業製品にとって替わられることになります。しかし、日本では、明治以降の機械工業化の一方で、日本各地の工房等を単位とした手作りによる工芸品の中少量生産が存続し、優れた職人が育つ一方、そうした工房職人の中からも個性的な工芸作家が生まれています。
日本の各地域の風土に根差した伝統的な素材や技術は、職人の熟練した手わざによる実用的な工芸品と、工芸作家の創造性豊かな作品の両方に生かされ、職人と作家が相互に影響を与えあい、産業・芸術両面において日本の工芸全体の層の厚さ、質の高さを育んでいます。
この展覧会では、そのような日本各地の伝統的な技術と素材による「手仕事のかたち」を、国が伝産法で指定する「伝統的工芸品」の代表的なものを中心に、工芸作家の作品を交えて紹介します。
期間:2017年4月3日(月曜)~4月30日(日曜)
場所:マレー技術博物館
(Spg. 482, Jalan Sultan Sharif Ali Kota Batu, Bandar Seri Begawan BD1510 Brunei Darussalam)
開催時間:9時~17時(日曜から木曜、土曜)
9時~11:30、14:30~17時(金曜)
