6月7日(月)、ブルネイ博物館大講堂において「現代日本の工芸展」の開会式が開催されました。当日は、ペヒン・ジャミル・ブルネイ歴史センター所長、ペンギラン・ユソフ元首相をはじめとするブルネイ側来賓や当国駐在外交団などの出席の下、広瀬ブルネイ国駐箚大使、バントン・ブルネイ博物館長が記念の挨拶を行い、ペヒン・ジャミル・ブルネイ歴史センター所長が、ブルネイで最大といわれる銅鑼を鳴らし(掲載写真参照)、展覧会の開会を告げました。
「現代日本の工芸展」は、国際交流基金が世界各国を巡回させている海外展の1つで、
壷、花器、皿、漆工芸品など現代の優れた工芸品64品を展示するものです。日本政府は、ブルネイでの「一村一品運動」への支援の1つとして、ガラス工芸、テキスタイル工芸分野に日本の専門家を派遣するなどの協力をしており、今回の工芸展により両国関係が一層深まることが期待されます。工芸展は6月27日(日)まで開催の予定です。